派遣社員は、交通費の支給されない仕事がほとんどです。
当然、毎日の交通費は自腹というわけですが、一体いくらまで交通費を自分で支払うことができるでしょうか。
子育て中主婦の派遣社員の場合、交通費の自腹はいくらまで許せる?
事務職派遣社員の子育て中主婦の場合を例に挙げてみます。
職種:事務職
時給:1,500円
勤務時間:9時から17時(1時間休憩の7時間勤務)
勤務日:月から金(週5日勤務)
この場合、1ヶ月の給料は210,000円です。ここから、保険や税金を引かれると、手取りは170,000円くらいでしょうか。
手取り17万円なら、あなたはいくらまで交通費を自腹できますか?
ここで、独身の人ならば、自宅から近い職場でしか働かない、あるいは、職場の近くに引っ越す、ということができるかもしれません。
しかし、子育て中の主婦の場合は、独身の人と違って、「仕事をする」ということに関して優先順位をつけて考える必要があります。
子育てと両立できる職場を優先するなら多少交通費が高くてもOK?
あなたが子育て中の主婦なら、おそらく優先したいのは「子育てと両立できる仕事」ではないでしょうか。
例えば、交通費は3万円かかるけれど「子育てに理解のある企業で、子供の体調不良でも休みやすい職場」か、交通費は1万円だけど「残業もあり、子育て中の派遣社員がいない職場」のどちらかを選べるのであれば、どちらを選びますか?
あなたが子育てとの両立を考えて、正社員ではなく派遣社員の仕事を探しているのであれば、多少交通費が高くなってしまっても、子育てと両立できる職場を選んだ方がよいかもしれませんね。
30代子育て中の主婦が交通費月3万円自腹しても派遣社員を選んだ理由
30代で子供が3人いる私が、交通費を月3万円かけてまで派遣社員としてある職場を選んだ理由は、やはり「子育てと両立できる職場」を見つけたからです。
派遣社員の仕事を探しているときから、常に子育て中のママに理解のある職場を希望していました。
そこで見つけた職場へ面接に行ったところ、嫌な顔ひとつせずに「お子様の行事の時などは前もって言ってくだされば休んでも良いですよ」といっていただいたので、その職場を選びました。
働き始めてからも、子供が体調不良で熱を出すこともあったのですが、社員の人が「仕事の代わりは誰でもできるけれど、母親の代わりは誰もできないので、ご家庭を優先してください」と言ってくださるほど、優しい社員の方だったので、月3万円の交通費など何とも思いませんでした。
自宅の近くでこのような子育てに理解のある職場に出会えたら一番ですが、なかなか見つからないかもしれません。
その場合は、「何を優先するか」を考えて、優先することと時給・交通費の良いバランスを見つけてくださいね。
★通勤時間片道1時間半かけて派遣社員として働いた私の時間の使い方♪