そろそろパートに出たいなぁと思っている時に求人をチェックすると、たまに「実験補助」や「研究補助員」のパート募集!の求人を見かけることがありますよね。
主婦歓迎!と書いてあるけれど、仕事内容を見てみると「細胞の培養」や「動物実験」、あるいは「樹脂の検査」などと書いてあり、「え!?」と思いませんか?
せっかく自宅から近い職場でのパートを見つけたので挑戦してみたいけれど、大丈夫なのかな?
理系出身の主婦ならなんとなく仕事内容がイメージできるかと思いますが、文系の主婦でも挑戦できるのだろうか、と感じてしまいますよね。
実は、私が以前働いていた化学メーカーでは、実験補助のパート社員のほぼ全員が文系出身の主婦でした。
文系学部卒で、しかも専業主婦歴の長い主婦でも難なく実験補助のパートを務めていらっしゃいました!
この記事では、「実験補助のパートの仕事ってどんなのかな?大丈夫かな?」と思われているあなたのために、私が実際に勤務していた化学メーカーでの実験補助の仕事内容をご紹介します!
実験補助のパートの仕事内容

実験補助といっても、細胞培養や動物実験などの生物分野の研究や、樹脂や食品などの化学分野の研究など、色々な種類の仕事があります。
ここでは、私が勤務していた化学メーカーでの「銀を塗った樹脂フィルム」の研究補助の仕事内容についてご紹介しますね!
毎日の仕事内容は、朝、正社員の人から教えてもらいます。
「樹脂フィルムの上に銀を塗っておいてね」と樹脂フィルムと銀を渡してもらって、以前教えてもらった通りにフィルムの上に樹脂を塗布します。
(最初に教えてもらった作業を繰り返すだけなので、慣れてしまえば楽勝です)
「樹脂フィルムの曲げ強度を計っておいてね」と正社員の人から指示を受けると、「曲げ試験機」という機械を使用する予約の紙に名前を記載して、予約しておいた日時に実験します。
その曲げ試験という機械も、最初に操作の仕方さえ教えてもらっておくと、あとは一人で黙々と作業ができるので、気が楽です。
このように、化学メーカーでの実験補助のパートの仕事は、計測などの単純作業が多いので、日々の業務としてそれほど疲れることなくこなすことができます。
実験装置の使い方なども、正社員の人や先輩のパート社員の人が丁寧に教えてくださるので、スムーズに操作することが可能です。
実際に文系出身で専業主婦歴の長い50代の主婦の皆さんも多くパート勤務されており、皆さん活き活きとお仕事をされていたので、今は不安なあなたもきっと大丈夫です!
実験補助のパートは主婦も多くて働きやすい

実験補助のパートは、子育て中や子育ての落ち着いた主婦の方が多く勤務されているので、「さぁ、仕事復帰しよう!」と思い立ったあなたも、すぐに馴染める環境が出来上がっています。
同世代の子育て中の主婦も多いので、子供が体調不良の時や子供の行事の時は、「お互い様」という考えをもつ社員たちが多いので、休暇も比較的取りやすい環境です。
研究補助員として自分を高められる!

研究補助のパートは、細胞培養や測定業務など、普通に専業主婦しているだけでは経験できない多くの経験を得ることができます。
研究補助のパートを募集している研究機関は、大学や大手企業が多いので、一緒に働く正社員の方も志高い人が多いので、あなたにとってもプラスになる経験ができるでしょう。
研究補助員としての実験補助のパートの年収

研究補助のパートの給料は、職場によっても大きく差がでていますが、大抵は普通のレジ打ちや接客業のパートの給料よりも高いです。
高い時給を得ることができることも、研究補助のパートが主婦に人気の理由の一つでしょう。
時給が高めなので、当然年収も高くなってきます。
ここで気をつけたいのは、年収ですよね。扶養内で働くなら、勤務時間が長くなり過ぎないように調整しなければなりません。
パートの仕事に就く前は、時給だけでなく、見込み年収も必ず計算しておきましょう。
「実験補助」or「研究補助」のパートの求人の探し方

あなたがまだ実験補助の仕事の求人を見つけられていない場合、まずは仕事探しからですよね。
近所の実験補助や研究補助のパートは、スーパーに置かれているようなパート募集の冊子で募集されていることもあります。
しかし、なかなかパートやアルバイト情報誌では条件の良い実験補助の仕事は見つからないので、indeed(インディード)など、インターネット上で全国の希望のパートが探せるサイトを利用しましょう。
実験補助のパートに応募する際の志望動機

パートに応募する際は、志望動機が必要ですよね。
でも、未経験で実験補助のパートを志望する場合は、志望動機も難しいかと思います。
別の記事で、「工場勤務のパートの志望動機の書き方」をご紹介しているので、参考にしてみてください。
主婦ならではの強みの書き方もご紹介しています!
実験補助の研究補助員のパートから正社員になる可能性

せっかく研究補助のパート職員としてキャリアを積んでいくのだから、いずれは正社員に慣れたらいいな、と思われているかもしれません。
実験補助や研究補助の仕事は、パート勤務といえども、立派な理系の経験になります。
実験や研究の経験を活かして、正社員になれる機会もあるかもしれません。
もしも将来、正社員として実験者や研究員になる場合のために、パートで積んだ経験は必ずメモしておいてください。
あなたが得た経験のメモは、次のステップアップのための転職活動においても必ず役に立つはずです。
研究補助員の仕事で、専業主婦では得られない刺激的な毎日を送ろう!

実際に、実験補助や研究補助の仕事に就くと、専業主婦時代には得られなかった貴重な経験を積むことができます。
研究補助員のパートは同じ子育て世代の主婦も多いので、きっと話の合う仲間も見つかるでしょう。
そして何より、日々の経験ひとつひとつがあなたの今後のキャリアにつながっていくので、毎日がきっと楽しくなるはずです。
仕事と家庭の切り替えもできるので、専業主婦をしていた頃よりもママの笑顔がきっと増えることでしょう!
夏休みのあるパート探し