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図書館司書の仕事がない?子育てと両立できる求人の探し方とやりがい

今、図書館司書の資格取得に向けて勉強している、またはすでに図書館司書の資格は持っているというあなたは、「図書館司書の資格を持っていたらどこで働けるんだろう」と、色々な求人を見られていると思います。

 

しかし、図書館司書の資格の求人って少ないですよね。

 

確かに図書館司書の仕事の求人は少ないですが、ないわけではありません。

 

この記事では、図書館司書の穴場の仕事や、子育てと両立できる求人の探し方をご紹介していきます♪

 

図書館司書で正社員職に就きたいなら国立大学図書館に就職しよう!

図書館司書の仕事は、正社員採用は極めて少ないです。

 

しかし、あなたが20代であればまだ正社員の職に就くチャンスはあります。

 

例えば、国立大学の図書館では専属職員が採用されます。

 

難しい試験と面接を受ける必要があるので、競争率もかなり高いですが、正規職員として雇用されるので、給料も良く、安心感があります。

 

国立大学図書館の専属職員になると、勤務は月曜日から金曜日の9時から17時までが基本です。(もちろん、勤務時間が異なる大学もあります)。

 

専属職員が上記の時間で勤務し、夜や土日祝日は派遣社員やパート職員が担当することになります。

 

かなり図書館司書の仕事の中では待遇の良い仕事です。

 

国立大学図書館での仕事内容とは?

 

国立大学図書館での仕事内容は、ごく普通のカウンター業務もあれば、書庫にこって作業する業務もあります。

 

例えば、国立大学図書館の専属職員として勤務していた私の友人は、一日中書庫にこもって、外から「この本出して~!」と指示を受けたときると、指定された書籍を探し出して受け渡していました。

 

この書庫での勤務は、すごく楽だったと彼女は話しています。

 

そのほかにも、書籍の管理業務は、一人で黙々とコンピュータに向かって分類番号を入力していく作業もあるので、接客が苦手な職員でも毎日楽しく勤務できていたそうです。

 

図書館司書の仕事のやりがい・魅力とは?

国立大学図書館の専属職員のように、楽しくて給料も比較的良い図書館司書の仕事がある一方で、ほとんどの司書の仕事は、「大変」、「給料が安すぎる」「辛い」と認識されているようです。

 

確かに、図書館司書の仕事は専門性が要求される場合も多く、重たい本を棚に並べる重労働もしなくてはいけません。さらに非正規雇用の場合は時給も地域の最低賃金であることが少なくありません。

 

そんな図書館司書の仕事でも、やりがいや魅力を感じることがあるからこそ、仕事を続けている人がいるのです。

 

では、図書館司書の仕事のやりがいや魅力は何でしょうか。

 

司書のやりがいと魅力は、やはり人とのコミュニケーションでしょう。

 

おすすめしてあげた本が面白かった!と言ってもらえた時や、本を探している人を手伝ってあげて、探していた本が見つかって、疑問が解決した時は、人から感謝され、司書自身も大きな喜びになります。

 

たくさんの人との交流があり、毎日刺激が受けられるというのも図書館司書の大きな魅力でしょう。

 

図書館司書の求人は書店サイトや派遣会社の求人もチェックしよう!

図書館司書の求人は、ハローワークにはあまり出されていません。なぜなら、派遣社員や契約社員、パートなどの非正規雇用での採用がほとんどだからです。

 

もしあなたが、図書館司書として働きたい!と思った場合は、紀伊国屋書店などの大きな書店の採用ページや、リクナビ派遣などの派遣社員の検索サイトを利用してみてください。

 

例えば、私が大学事務のパートとして勤務していた私立の総合大学の図書館は、紀伊国屋書店に採用された契約社員が勤務していました。

 

契約社員なので給料は高くはないけれど、静かできれいな大学の図書館で勤務できるのは嬉しいとおっしゃっていましたよ。

 

パートや派遣社員の求人が多いので、司書の仕事は子育て中主婦におすすめ!

図書館司書の仕事は非正規雇用での採用が多いので、高い収入は望めませんが、メリットはあります。

 

子育て中の主婦が、扶養内で働きやすいということです。

 

子育てと仕事を両立するために、扶養内で週3日くらい働きたいという場合、図書館司書の仕事はぴったりです。

 

なぜなら、図書館司書のパート勤務は、残業もほとんどありません。

 

フルタイムの派遣社員や契約社員のように、必ず夜間勤務や土日出勤があるということもないので、比較的パート勤務しやすいのが特徴です。

 

ただし、図書館司書のパートの求人は、司書の資格が不要の場合もあるので、求人への応募はかなり多いです。

 

あなたが図書館司書の資格を持っているならば、資格取得に向けて勉強したことでプラスになったこと、学んだこと、などをしっかりとアピールして、資格のない人との差をつけましょう。

 

もしも図書館司書の仕事が辛いなら辞めてしまえばいい

図書館司書の仕事はやりがいがある!子育て中の主婦も働きやすい!と言いましたが、運悪く辛くてしんどい職場に当たってしまう場合もあります。

 

図書館司書の仕事といっても、楽しんで頑張れる職場や、ストレスばかりうけて辛いという職場もあります。

 

図書館司書の仕事が辛い、辞めたい!と感じるならば、それはあなたのせいではなく、その職場がハズレだったのです。

 

図書館司書の仕事に限らず、辛くてしんどい、もう嫌だ!と心が限界になってしまう前に、そんな職場は辞めてしまいましょう。

 

そして、図書館司書の資格の活かせる他の職場を探せばよいのです。

 

私が派遣社員を即日退職した方法「派遣社員を契約途中で辞めました!体調不良を理由に即日退職する方法」も参考になれば嬉しいです♪

 

図書館司書の仕事が辛い?他にも司書の資格を活かせる職業はある!

図書館司書の資格を持っているけれど、図書館で働く以外の仕事ってあるの?と思いませんか?

 

私も図書館司書の資格勉強中に同じ疑問を感じたので色々調べていました。笑

 

まずは、書店でのアルバイト、またはパートが思いつきますよね。

 

書店での仕事は、図書館のように専門的な業務は少ないので、図書館では知識不足で辛かった!という経験をお持ちの方も、楽しく勤務できる可能性が高いです。

 

なぜなら、書店のアルバイトのほとんどの仕事はレジ業務ですからね。もちろん、本を並べたりする力作業もありますが、精神的なストレスは図書館勤務よりも少ないでしょう。

 

さらに、図書館司書の勉強をすることによって、リサーチのスキルが上がったと感じませんか?

 

図書館司書の勉強を通して、ある課題があったときに、パソコン・インターネットをどう活用して課題を解決に導くか、を考える能力があなたにも身についているはずです。

 

それがリサーチのスキルです。

 

この課題解決のためのスキルは、他の調査業務でも役立ちます。

 

例えば求人をチェックしてみると、一般企業で「市場調査・リサーチ業務」という仕事の求人がありますよね。

 

分野は違えども、図書館司書の勉強をした経験が十分に活かされる仕事です。

 

もしあなたが、図書館司書の資格を取得してけれど、図書館勤務は嫌だ!という場合は、他の職種の市場調査・リサーチ業務にチャレンジしてみてください。

 

業務未経験でも、派遣社員やパートから始められる仕事も多いので、未知の分野にもチャレンジです!

 

求人に応募するときは、図書館司書の勉強で身についたことをしっかりアピールしてくださいね!

 

図書館司書の資格を取得して、輝ける職場を探そう!

話は色々それてしまいましたが、

 

図書館司書の仕事は、非正規雇用での採用が多いことが、むしろ子育て中の主婦が働きやすい環境を作ってくれています 。

 

あなたが20代である場合は、国立大学図書館の専任職員に採用されるチャンスがあります。

 

もし図書館司書の仕事が辛くなってしまったら、辞めていいのです。

 

図書館司書の勉強が役立つ仕事は、図書館以外にもたくさんあります。

 

一般企業の市場調査・リサーチ業務の求人に応募する際は、図書館司書の勉強で身についたことをしっかりアピールしましょう。

 

ということです♪

 

図書館司書の勉強をしたことは、かならず何らかの形であなたの役に立ってくれるはずです!

 

あなたが図書館司書の資格を持っていないなら、私が勉強した体験談「近畿大学通信教育部図書館司書コースのレポートやスクーリングとは?」もご覧ください♪

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